車のエンジン性能を向上させるためには排気系のチューニングが不可欠です。
エンジンから排出された排気ガスをいかにスムーズの外に吐き出させるかというのが排気系チューンの目的なのですが、その目的だけを求めていくと非常に排気音がうるさい車になってしまいます。
日本では排気音量の規制があってたとえノーマルマフラーでも劣化などで穴が開き、排気音量が規制値より大きくなってしまえば車検は通りません。
直管といわれる単なるパイプ状態のものでは確実にこの規制値をオーバーしてしまうため、必ずサイレンサーなどをつけて音量を下げる必要があるのです。
これはスポーツマフラーとして販売されているものにもつけられており、ノーマルほどではありませんがそれなりに音を抑えたものとなっています。

しかし、世の中にはとんでもないマフラーが売られています。
簡単にいってしまえば排気音重視のマフラーというもので、排気効率の向上を目指すものではなく、排気音量をかっこよくするために調整されたものです。
よく見るのがチューニングする必要がないミニバンやラグジュアリー系の4ドアセダン向けに作られたマフラーで、パワーアップするどころかパワーダウンするものもあり、音も爆音に近いようなものを持っています。
車を知らない方からすればそれだけ大きな音を立てているので速そうに思えるのですが、実はノーマルと同等かそれ以下であることが多いのです。
音だけでマフラーを選ぶととんでもないことになります。